■FXとは?
よくFXという言葉を耳にしますが、FXは何のことでしょうか?
FXとは外国為替証拠金取引(margin Foreign eXchange trading)の略称になります。
簡単に言うと、各国の通貨を取引するものになります。
代表的なもので、円とドルやユーロですが、他にもオーストラリアドル、スイスフラン、ウォン、シンガポールドルなどなど多数の通貨を取引することができます。
取引の対象が各国の通貨である以外は、株式取引と同じような印象を受けますが、株式よりもFXのほうが少ない投資で大きなリターンを得ることができます。
なぜFXは株式より儲かるのか?
株式は、証券会社に預け入れたお金が取引できる上限となりますが、FX取引では、その資金を担保(証拠金)として、その何倍もの金額の取引を行うことが可能なのです。(現在規制があり倍率が制限されています)
この何倍もの金額を取り扱う「レバレッジ」が最大のポイントです。
レバレッジってどういうこと?
例えばレバレッジが10倍だった場合には、10万円の資金で100万円分の取引を行うことができるのです。
そのため、10倍の取引を行えば得られる利益も10倍になります。もちろん損も10倍とお考えください。
※最大レバレッジは、2010年に50倍、2011年に25倍に規制されています。これから始める方には、最大でも10倍までに抑えることをお勧め致します。
■取引を始めるためには?
取引を始めるためには、FXを行う証券会社を決定し、口座を作成する必要があります。
口座の作成自体はとても簡単で、インターネット上で、必要な情報を登録すると申込書が送られてきますので、必要事項を追記して捺印のうえ、必要書類(免許のコピー等)を同封して返送すれば完了です。
口座の準備ができたら、銀行口座から作成した証券会社の口座に入金すればFX取引が利用可能となります。
証券会社を選ぼう
証券会社ごとに取り扱っている通貨が異なります。
また証券会社毎に、買うときと売るときの差額(スプレッド)が異なります。
このスプレッドは、狭ければ狭いほど売買時の差が少なく、損が少なくなります。
ドル円を例に説明します。
買い:100.10
売り:99.90
となり買いと売りの差が、20銭です。
100.1円で買うことができ、99.90円で売ることができるということです。
一度に、買いと売りを行った場合に、100.1円で買って99.90円で売りますので、20銭損することになります。
実際のFX取引では、同時に売り買いするシーンはありませんので、100.10円で買った場合には、それが30銭高くなって、下記の状態になったときに初めて10銭の利益が生まれることになります。
買い:100.40
売り:100.20
もしスプレッドが60銭だった場合には、100円では下記のようになります。
買い:100.30
売り:99.70
これで利益が出るには、70銭上昇して下記になる必要があります。
買い:100.60
売り:100.40
このようにスプレッドが狭ければ狭いほど取引での損が減ることになります。
■おすすめ証券会社
スプレッドが狭いもの、自動取引できるもの等特徴のある証券会社をピックアップしました。
FX業界最狭水準のスプレッドFXで利用する会社を選ぶ際に「スプレッドを重視する」というお客様から【第1位】に選ばれました! FX業界初の提示レート小数点以下4桁表示
米ドル/円 0.10銭のスプレッドを実現。 通常の1/10の1,000通貨単位からの取引でも手数料無料を実現!
LION FXでは50種類の通貨ペアを取り扱い。 専用の取引ツールでFX、商品CFD、証券CFDの全てが売り買い可能。
パソコン、スマートフォン、タブレットに対応。 実績に基づいた300以上のストラテジーから選択するだけの簡単操作で自動取引が可能。
日本経済新聞等でも取り上げられています。 MATRIX TRADERを中心とした、ツール及びチャートが非常に充実しています。
注文の種類も非常に多彩で自分にあった分析・トレード方法を見つけることができます。 4つの特許を持つ独自開発した売買手法が使えるのは、M2Jだけ!
取引で貯まるM2Jポイントも隠れた魅力の一つです。 1,000通貨単位からの取引と精度の高い24時間リアルタイムのニュース配信が魅力です。
■絶対に気を付けてほしいこと
これから始める方に絶対に気を付けてほしいことは、レバレッジが効いているということは、リターンも大きいですが、リスクも大きいということです。レバレッジ10倍で、ドル円:10,000通貨単位の場合には、1円の変化で1万円増減することになります。
そのため、得られるものも失うものも大きいということです。
○ヵ月で1億円は、本当に稀
よく広告でFX取引で○ヵ月で、1億円稼いだ。と言ったようなものを目にします。もちろんそれだけの稼ぎを上げている人もいますが、それは本当にごく稀です。その反面FX取引では強制ロスカットによって、一文無しになって退場していく人たちもたくさんいます。
さらに株式の現物と違って、大きく相場が動いた際の強制ロスカットでは、大きな負債を抱えてしまう可能性があります。
そのため、大きな夢を見るのではなく、生活を圧迫しない余ったお金を原資として、FX取引でコツコツ増やしていくといった心構えが大切です。
全てはロスカットから
FX取引の強制ロスカットで全てを失わないために、また折角の資金を全て溶かしてしまわないためには、ロスカットが必須です。
ロスカットとは、ある一定まで損が進んだ場合に、そこで反対注文をして、損を確定させることです。その時点で損分のマイナスが確定してしまうため、「もしかしてもた盛り返したら」と思って、なかなか踏ん切りがつかないものです。
しかしこのロスカットをしっかり機械的に行うようにしないと、現在の動きが大きい為替相場では、簡単に強制ロスカットでFX取引から退場することになってしまいます。
勝ちは大きく、負けは小さく
当たり前ですが、勝ちは大きく、負けは小さく抑えることが大切です。
利益が出ている時は、利益確定を急がずに、できるだけ利益を出し、損が出ている時は、そもそもの読みと為替相場の動きが違っていたので、そこで踏みとどまるのではなく、事前に決めたラインで一旦ロスカットして、再度相場を見ることが大切です。
■最後に
ここまでいかがでしたでしょうか? FX取引を始める際には、無理のない資金でまずは最低単位から始めることをお勧めします。その中で、利益確定のタイミング、ロスカットのタイミングをしっかりと身につけて行きましょう。
短期的な利益だけなく、スワップポイントを活用した長期的な利益も視野に入れて少しずつ利益を積み上げていってください。